火曜にゃすペンス第三話

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船越：「このメモは被害者が書いたモノなのか？それにしても
字が汚くて読めん・・・」

メモの内容は船越が言う通りで、確かに読めない文章だった。

「ゎT=Ｕﾚ￡ゐT=★⊇σ±⊃Ｕ〃ωﾚ￡Ｕ＜маяёT=ヮﾅT=〃★」

船越：「確かに周辺は竹が多い場所だ。しかし岩場周辺には竹林も無く
人の通りも少ない。後頭部には何かで殴られたような痕も・・・
これは他殺のセンが強いな。」

当然だが第一発見者の『おかど』には容疑者の疑いがかけられた。

おかど：「せっかくの旅行なのに、厄介な事に巻き込まれちまった！
まぁ、ちゃんと説明すればきっとわかってくれるだろう・・・」

『おかど』は目の前の現実を必死で理解しながら、自分自身に
言い聞かせた。

船越は殺された『おじょ～さま』について、ムツ屋の女将や
従業員達からも聞き込みを始めた。

調べるにつれて、被害者の人物像と証言が集まってきた！

被害者は旅館の売り上げを盗んだ疑惑や・・・

調理場からお客様の部屋へ食事を運ぶ途中、勝手に
つまみ食いしているところを目撃されたり・・・

温泉の狸少女を、タカザトまでパシリに使って買い物に行かせたり・・・

旅行客にチップを強要してクレームの嵐が何度も・・・

おかど：「ちょっと多すぎないか？＾＾；」

船越：「これは恨みからの殺人動機が多いな。」

聞き込み途中に、旅館内で悲鳴が聞こえた！

女将：「ああ！フロントのレジからお金が無くなっている！！」

従業員：「女将さん！調理場から食べ物が無くなっています！！」

殺人事件後も不思議な現象が次々と・・・

この旅館では一体何が起こっているのか？
 

次週につづく・・・