土曜ワンど劇場第一話（四話）

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普段は静かなこの温泉地で、一人の従業員が殺された・・・

当然ながら温泉に訪れた観光客から、地元温泉宿の従業員まで
アリバイの証明をしている。

船越：「状況から考えると、この土地に詳しい人間だな。
外部の人間とは思えん・・・温泉から裏口を通って殺人現場に
出るためのドアは普段使われていなかった。

しかも普段は鍵がかかっていて、窓の鍵も全て閉まっていた。
外部犯が被害者を殺した後に、ドアと窓の鍵を全てかけて外に
出るのは不可能だ！」

詳しく調べてみると、犯人がドアノブに指紋をつけてしまったので
指紋を拭き取った跡が残っていたのがわかった。

犯人もかなり焦っていたのか？計画的なものではないと推測出来る・・・

おかど：「犯行後に鍵をかけて、温泉の出入り口から出た可能性は？」

船越：「可能性は無いな。その時間帯は温泉パンダの団体が、入り口にいる
ソフィアと記念撮影をしていたらしい・・・
彼女の知らない者が出入りすればすぐ分かるだろう。」

おかど：「う～ん、そもそも何故鍵をかけたんだろ？
犯人が温泉宿に詳しい人物なら、鍵をかけないで外部犯だと思わせたほうが
都合よくありません？」

船越：「それが一番の謎なんだ・・・」

船越の推理によって、温泉内にいた人物が犯人と絞り込まれてきたようだ。

その頃、聞き込みから新しい情報を伝えに、船越の部下が駆けつけてきた！

ヤス（船越の部下）：「ボス！この温泉地のオーナーは、イサカの
近くに住んでいる『マタマタ』をいうモンスターと親戚らしいとの情報が！」

船越：「温泉・ムツ宿・イサカ・・・共通する人物を洗ってみるか。」

国の旅行に来たイサカ国民全員に、犯人の疑いが強まった。



次週につづく・・・