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にゃにゃにゃ~♪にゃにゃにゃぁ~♪
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気味悪くなった『おかど』は急いで湯船から出て、脱衣所で
服を着始めた。
周りは地元の常連なのか?カッパやサルとすれ違いながら
温泉を後にしたその時・・・
∥〇□〇∥《ギャァ~~~》
甲高い声で誰かが叫んだ!声は奥の岩陰付近から聞こえた。
声は獣のような、頭の上から雷が落ちるような衝撃だった。
おかどは急いで叫び声がした岩陰へ向かった。
向かった先は前日の雪が降り積もっており、普段は誰も
行かないような場所で女性が仰向けで倒れていた。
おじょ~さまは目を見開いていて、既に息絶えていた・・・
おかど:「だ、誰かぁ~!誰か来てくれぇ~><」
周りが一気に騒がしくなった。
目の前で人が死んでいるという現実に驚きを隠せない
状態で、声を出すのが精一杯だった・・・
時間にして僅か15分ほどで、地元のムツ署から刑事が
到着した。
刑事の風貌はトレンチコートにしわくちゃのシャツで、ネクタイは
中途半端に結ばれていた。
船越:「ムツ署副署長の『船越にゃ~一郎』だ。死んでいた
おじょ~さまの第一発見者がキミか?ちょっと事情を聞きたいんだが?」
船越副署長は警察手帳を見せながら、この平和なムツ管内での
殺人事件に慎重な態度で質問を切り出した。
おかどが見た内容を説明中に、船越は刑事の勘で周りを見渡しながら
聞いている。
船越:「ん?なんだこのメモと竹は・・・」
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